2024年の気象

2024年の気象は以下のような特徴がありました。

  • 全体として気温は高かった(生育期間中の有効積算温度は1480℃。平年は約1150℃。21年22年は1300台後半、23年は1500台後半)
  • 気温は高かったものの、ヴェレゾン期(8月下旬以降)の夜温は十分低かった
  • 7月下旬に1週間で150㎜(2日で130㎜)の大雨があり、一時的に病気が発生した(ただし当農園においてはその後の拡大は見られなかった)
  • 7月下旬から8月中旬にかけて曇りや雨が多かった。そのため、日照時間は過去3年に比べてやや短くなっている(平年並)
  • 8月下旬から10月上旬にかけて、晴天の日が多かった。夜温が十分下がったこともあり、糖度が上がりつつ酸も十分保たれた状態で収穫することができた。
積算温度の推移。2023年と2024年を比較すると、8月中旬から両者の差が大きくなっているのがわかる。これは2023年のヴェレゾン以降の夜温が高かったためである

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