2024年の気象
2024年の気象は以下のような特徴がありました。
2024年の収穫は10月15日のツヴァイゲルトから始まりました。パートさん、学生アルバイトさんの力を借りつつ、ピノノワール、アルモノアールの順で収穫を進め、11月1日に無事完了しました。詳細は後日記すつもりですが、8月下旬から10月上旬まで気象条件が極めてよく(晴天が多い、夜温が下がる)、ブドウの状態はとてもよかったです。23年のような鳥被害もありませんでした(アライグマには少々食べられました)。 醸造は今年も10Rワイナリーにておこなっています。収穫したブドウを順次持ち込み、すべて除梗して仕込みました。低温マセラシオンは2-4週間、トータルの醸し期間は3-5週間程度で、11月下旬にプレスしました。ここまでは状態よく来てるので、熟成期間をへて、無事2026年春にリリースできることを願っています。
ピノ・ノワールを約750本、50a弱定植しました!なんとか適期に植えられたとほっとしています。1人で、他の作業やりながらやる新植面積の限界がわかりました。50aです。やっと既存ブドウの芽かきに入れます。 2.5×2.5mでだいぶ株間が広くなっています。これには2つ理由があります。このピノは木村農園さんの畑を見ても十分樹勢の強いクローンで、2.5mでもいけるだろと思ったのがひとつ。そして何より1番しんどい杭打ち作業を減らせるからです。 作業の反省としては、耕耘をもう一回、しっかりやっとくべきだったということ。定植を20日までに間に合わせるためざっと1回しかやらなかったんですが、土が硬く植穴を掘るのに苦労しました。750本、すごいだろと思ってましたが、近くに1600本、しかも既存ブドウの間に植えたという強者がいたので何も言えません。
2024年春には約0.5ha、ピノ・ノワールを新植します。そのために、植わっていたプルーンの伐採、バックホウでの抜根、耕耘、杭打ち、植え穴準備などなどやることが盛りだくさんです。
雪が溶け、地面がほぼ全て見えるようになってきました。木杭が腐り、風に揺れる垣根だったアルモノアール。春作業①はその区画の杭撤去から単管パイプの打ち込みです。 2022年にこの畑を購入したとき、85aの醸造用ブドウはかなり古い木杭でなんとかもっている状態でした。それを少しずつ撤去、打ち換え、残すはこの区画、14aです。