8月末時点の有効積算温度は、1238℃。これは21-24年平均(8月末)より約100℃高く、最も暑かった23年よりも20℃高いです。最近では平年値はあまり参考にもなりませんが、「平年」では10月末時点で1150℃程度ですので、すでに超えています。
先述のとおりお盆頃、鳥の襲来にてんやわんやした後、雨が続きました。8月17日から末までの2週間で記録上降雨があったのは11日(8月全体では15日)。雷とともに強く降る雨もあれば記録上ゼロになるような霧雨もありました。常に地面が濡れている状態で、防除に入るタイミングも非常に難しかったです。とくにうちの畑は急傾斜なので、雨のあとはできるだけ時間をあけてから機械を入れないと、滑る危険があるし(等高線方向に垣根がある場合、重い水を積んだSSはお尻が斜面下方にずり落ちることがある)、土も痛みます。8月下旬の防除はブドウの実に灰カビが出始めたこともあり、雨の隙間を狙って、通常なら入らない地面の緩いときに強引に入りました。その後の天候、ブドウの様子を見るに、やや遅れたけど良きタイミングだったかなと思います。明日9月3日からはようやく週間予報にも晴れマークが出てきたので、気持ちのいい秋に期待です。
ちなみに鳥のその後ですが、ネットを張ったこともあり、被害は軽微です(ネットを張ってない部分に小被害)。
