草刈りと芽欠き
苗植えがひと段落し、本畑の管理作業に力を注ぐことができます。まずはモアで通路の草をかり、次に樹幹下を刈払機でかりました。スッキリスッキリ。草刈り後の畑が1番気持ちいいですね。 そしてようやくやりたかった芽欠きにたどり着きました。ピノ・ノワールから始めましたが、よく見ると結構カスミカメにやられてるエリアがありました。おそらく防除のタイミングが早すぎたか、SSの運転速度速すぎてうまくかかってなかったか。
2025年に予定していた苗をなんとか植え終えることができました!品種はピノノワール、アルモノアール他遊びの品種も入っています。面積45a弱で、植栽本数は約700本。畝間株間ともに2.5mなのでかなり少なめです(通常は株間2.0m。当園は杭間隔5.0mなのでそれに合わせています)。これで醸造用ブドウの植栽面積は1.9haになりました。 (仮)なのは、まだ杭を打ち終えていないなどもろもろ作業が残っているからですが、まず苗を植えられて、灌水までできたので一安心。芽欠き、草刈など既存畑の作業に移れます。何かをあきらめるって大事ですね。 40aのさくらんぼハウスの解体、さくらんぼの抜根、予期せぬ暗渠の破損と修復、大量に出てくる石の除去、杭打ち作業中の負傷(これによりある程度作業をあきらめられました)、などなどほんと大変でしたが、みるみる変わる景観に心が救われました。
雪融けが進み、今週からようやく畑作業が始まりました。 フルーツワイヤーを張って、樹幹を固定します。これをやると畑がピシッと引きしまります。 雪融けは去年より3-4日遅い印象です。来週から天気がスッキリしない予報なので今週中にある程度進めたいところです。
2024年の収穫は10月15日のツヴァイゲルトから始まりました。パートさん、学生アルバイトさんの力を借りつつ、ピノノワール、アルモノアールの順で収穫を進め、11月1日に無事完了しました。詳細は後日記すつもりですが、8月下旬から10月上旬まで気象条件が極めてよく(晴天が多い、夜温が下がる)、ブドウの状態はとてもよかったです。23年のような鳥被害もありませんでした(アライグマには少々食べられました)。 醸造は今年も10Rワイナリーにておこなっています。収穫したブドウを順次持ち込み、すべて除梗して仕込みました。低温マセラシオンは2-4週間、トータルの醸し期間は3-5週間程度で、11月下旬にプレスしました。ここまでは状態よく来てるので、熟成期間をへて、無事2026年春にリリースできることを願っています。